全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部は10月30日に開いた全国大会で、全国の優れた青年部活動を表彰する「褒賞」の発表表彰式を行った。最高賞のグランプリは山形県天童支部青年部が受賞。観光経済新聞社賞は長野県青年部が受賞した。
天童支部青年部は昨年1月、部員ら7人で「株式会社DMC天童温泉」を設立。着地型旅行商品や土産品の企画・販売を行っている。着地型旅行商品は、さくらんぼの朝摘みツアーが好評。全旅連青年部の幹部らによる審査委員からは、地域の魅力を商品化し、誘客や販売促進に成果を上げている点が評価された。
このほか準グランプリは新潟県月岡温泉旅館組合青年部、愛知県三河支部青年部が受賞。
観光経済新聞社賞は、青年部員の途中脱会者に歯止めをかける事業を行った長野県青年部が受賞。本社の積田朋子社長が表彰状を授与した。
グランプリの山形県天童支部青年部(中央の3人)を表彰